一般演題申込み要項
登録期間: 2025年3月3日(月)~2025年5月7日(水)
1.演題申込について
演者・共同発表者は日本医史学会の会員に限ります。一般演題の申込みは会員1名につき1題とします。申込み演題が多数の場合は,誌上発表とさせていただく場合もあります。また内容によっては受理しかねることもございます。
2.抄録記述方法
ページ最下部の演題申込みボタンから演題登録ページに移り、該当項目(下記の①~⑨)をご記入のうえ,演題登録用アドレス宛てに(2025nara.shouroku@gmail.com)メール送信してください.
演題申込み締切りは2025年5月7日(水)必着といたします.
- ① 発表形式:口演/誌上発表から選択してください.
- ② 氏名和文表記:筆頭演者+共同発表者15名まで.
- ③ 氏名英語表記:Taro ISHIGAKU のように,先に名を1文字目は大文字,2文字目以下は小文字で,次に姓をすべて大文字で記してください.
- ④ 所属機関:10施設まで.
- ⑤ 邦文演題:副題を含めて40 字以内.
- ⑥ 英文演題:上記の英訳(半角200文字以内).
- ⑦ 抄録本文:字数は1300字~1600字となります.演題タイトル・筆頭著者・共同発表者(所属を含む)・本文を含めた総文字数は1800文字以内となります.抄録は『日本医史学雑誌』に掲載されます.1題を1頁に収めるため,字数厳守のこと.字数の過不足があるものは受理できません.また,あまりに改行が多いと1頁に収まりませんので,ご注意ください.図表・写真・文献・注は入れられません.ゴシックなどの指示はご遠慮願います.その他の事項は,『日本医史学雑誌』投稿規定(2023.5.18改訂)に準拠してください.
なお,抄録ファイルは応募フォームからアップロードしてください.その際,ファイル名は演者名としてください.例:ishigaku.doc
- ⑧ 口演方法:次のA ~ D の中から選択して下さい.
- A :PCプレゼンテーション(Windows版パワーポイントのみ).
- B :紙媒体資料配布(各自100部ご用意ください).
- C :A・B 両方使用.
- D :口演のみ.
- ⑨ 連絡先:郵便番号・住所・氏名・e-mail・電話・FAX
3.注意事項
- ① 発表区分(口演,誌上発表)の最終決定は会長に一任下さい.
- ② 抄録が上記要領に従っていない場合は受理しかねます.
- ③ 著者校正はありませんので,完全原稿で提出して下さい.
4.登録の受領通知について
演題提出者には折り返し受理確認のメールを送信します.連絡がない場合は,下記学会事務局宛てにお問い合わせください.
第126回日本医史学会総会事務局
〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学生活環境学部生活史研究室(鈴木則子)
Email: 2025nara.ishigakkai@gmail.com
会 長 |
鈴木則子(奈良女子大学生活環境学部) |
実行委員長 |
曾璟蕙(奈良女子大学アジアジェンダー文化学研究センター) |
実行委員 |
向静静、鈴木紀子、莊文瀾、孫詩彧、永藤欣久、廣川和花、藤本大士、宝月理恵、山形悠 |
運営委員 |
葦原佐衣、阿部奈緒美、佐上裕子、姜姗、島山奈緒子、成高雅、永塚憲治、野尻佳与子、西嶋佑太郎、三鬼丈知、目黒茜 |
事務局 |
第126回日本医史学会総会事務局
Email: 2025nara.ishigakkai@gmail.com
〒630-8506 奈良市北魚屋西町 奈良女子大学生活環境学部生活史研究室(鈴木則子) |
会 期 |
2025年11月29日(土)~同30日(日) |
会 場 |
奈良女子大学(奈良市北魚屋西町) 近鉄奈良駅から;徒歩5分 JR奈良駅から;近鉄奈良駅前までバスにて5分、下車後徒歩5分 |
参 加 費 |
一般会員5,000円、学生会員3,000円 会員外一般6,000円、会員外学生4,000円 |
会員懇親会費 |
10,000円(菊水楼・11月29日(土)会席料理のため、大広間で椅子席にて全員着席のスタイルとなります。希望者には開宴30分前に、館内見学会を計画しています。) |
テーマ |
医療とジェンダーの歴史
世界経済フォーラムが2024年6月に発表した「Global Gender Gap Report」(世界男女格差報告書)において、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位と、相変わらず著しく低迷している。2018年の医学部における女子受験生差別事件を持ち出すまでもなく、医療現場のジェンダーギャップもまた、現代日本社会が抱える大きな課題である。しかしながら、2023年開催の第78回日本消化器外科学会総会が、男女共同参画推進に向けて「函館宣言」を出したように、医療現場に自己変革を図る動きが出始めている。また、文系・理系を問わず、学術研究にジェンダー視点を導入することは、欧米を中心に国際的な基準となってきた。こうした国内外の動向を受けて、医史学研究をジェンダーから分析することを、今年度の大会テーマと定めた。近代女子教育黎明の地・奈良から、日本の医史学研究の新たな展開をめざしたい。
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特別企画「医療とジェンダーの歴史」
11月29日(土)
市民公開講座1 鈴木則子(奈良女子大学教授)「ジェンダー史から問う医療の歴史」
市民公開講座2 松岡悦子(奈良女子大学名誉教授)「日本の出産、アジアの出産―歴史と文化の視点から」
シンポジウムⅠ「近世・近代の出産と医療」
横田冬彦(京都大学名誉教授)「近世日本の出産をめぐる人々」
大出春江(大妻女子大学名誉教授)「近代日本における出産の医療化と産婆」
11月30日(日)
教育講演1 廣川和花(専修大学教授)「ジェンダー視点から読み解く医学史資料」
教育講演2 三成美保(奈良女子大学名誉教授・追手門学院大学教授)「医療とジェンダード・イノベーション」
シンポジウムⅡ「日本近代の女性医療従事者たち」
永藤欣久(東洋学園大学東洋学園史料室室長)「近代女子歯科教育と女性歯科医師」
藤本大士(ハイデルベルク大学助教)「戦前日本における女性医師の海外での活動」
山下麻衣(同志社大学教授)「近現代日本における公衆衛生に従事した看護職に関する歴史」
韓国・中国からの話題提供
体験展示;メディカルアロマテラピー 野尻佳与子(Aroma オフィシナリス-88主宰)
*演題受付期間 2025年3月3日(月)~5月7日(水) Email: 2025nara.shouroku@gmail.com
一般演題申込み要項をよくご確認のうえお申し込み願います。
*会期が奈良の紅葉シーズンの週末に当たりますので、早めの宿泊予約をお勧めいたします。
ホテルが豊富な京都での宿泊も選択肢となります(京都駅から近鉄奈良駅まで近鉄特急利用で40分)。